パレオダイエットの基本

パレオダイエットで、食べて良いもの、悪いもの

それでは具体的に、パレオダイエットでは実際にどのようなものを食べてゆけばよいのでしょうか?

以下にざっと挙げてみます。

(パレオダイエットにも多少のバリエーションがあるので、以下はあくまでも一例とお考えください)

 

☆たくさん食べて良いもの

・野菜類(ジャガイモは不可・出来れば有機野菜がお勧め)

例えば、キャベツ、玉ねぎ、人参、ほうれん草、ブロッコリー、カリフラワー、レタス、ズッキーニ、ごぼう、カブ、大根等。

ココナッツオイル、オリーブ油(過熱は不可)、アボカドオイル

 

☆普通に食べて良いもの

・平飼い鶏の卵(抗生剤等を投与されていない、健康な環境で育った鶏が産んだ卵)

・抗生物質や薬物を投与されておらず、自然な環境と飼料で育てられた家畜の肉

例えば、放牧されている牛・豚・羊、放し飼いの鶏など。

・汚染されていない土地で育った野獣の肉

例えば、野生鹿や猪の肉。
欧州などでは鹿肉は高級食材ですが、北海道では野性鹿が駆除の対象とされており、鹿肉が比較的安価に入手できます。
クセもなく美味でカロリーも低い鹿肉は、健康食材といえます。

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・汚染されていない環境で育った、天然の魚、貝、えび、いか、たこ等

・野菜のうち、炭水化物を多く含むもの(ジャガイモは不可・出来れば有機野菜がお勧め)

例えば、かぼちゃ、サツマイモ、長いも、山芋、大和芋等

・牛脂(Tallow・抗生物質等を投与されず、放し飼いの草食のみで育った健康な牛から採った脂肪)

・ラード(抗生物質等を投与されず、放し飼いの健康な豚から採った脂肪)

・魚油(サプリメントとしても欧州や北米産の肝油などがお勧め)

・魚醤、ココナッツアミノス(Coconuts Aminos:ココナッツシロップから出来た、醤油風味の調味料)

・ハーブティー

 

☆少量なら食べても良いもの

・生の果物(輸入の場合は、防カビ剤などが添加されていないもの。できれば有機が望ましい)

・ドライフルーツ類(出来れば有機が望ましい)

・ナッツ類(ピーナッツは不可・出来れば有機が望ましい)

・シード類(ゴマ、ひまわりの種、フラックスシード、チアシード等)

熱処理されていないハチミツ、メープルシロップ

・唐辛子、マスタード、胡椒

・緑茶、紅茶、コーヒー(カフェインレスが望ましい)

 

★食べてはいけないもの

・穀物(米、小麦、とうもろこし等)

米飯はもちろん、小麦や米紛、コーンミール等を使ったパンやケーキ、せんべい、ビスケット、スナックなどの菓子類も全てご法度です。

・豆類(大豆、小豆、枝豆等)

大豆や小豆を使った食品―――醤油・味噌汁・納豆・豆乳・きなこ・餡等も全て不可です。

・じゃがいも

フライドポテト、ポテトチップス等

・乳製品

牛乳とそれを用いた加工品(バター、チーズ、スキムミルク、ヨーグルト等)はすべて不可です。

・植物油(ココナッツオイル・オリーブ油・アボカドオイル・亜麻仁油を除く)

サラダ油、菜種油、大豆油、ごま油、ひまわり油、グレープシードオイル等

・砂糖、人工甘味料

・化学調味料(味の素、アミノ酸)、醤油、みそ、ソース、市販のマヨネーズ

・アルコール類(ビールも酒も全てご法度です)

・駄菓子類

スーパーで売っているスナック菓子等はすべて不可です。

・加工食品

インスタントラーメン、インスタント食品一般、加工食品一般(市販のハム、ソーセージ、ベーコン等)

・タバコ

・身近な料理で言うなら、味噌汁、てんぷら、カレーライス、ラーメン、スパゲティー、うどん、蕎麦、そうめん等。

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