AIP(オートイミューン・プロトコル/Autoimune Protocol)パレオダイエットとは、自己免疫疾患治療に役立つよう考案されたもので、パレオダイエットよりもっと厳格で、使われる食材をもっと厳しく選別したダイエットです。
通常のパレオダイエットである程度改善がみられたものの、中途半端で止まってしまったような場合、または、通常のパレオダイエットでは効果が感じられない場合等に、AIP(オートイミューン・プロトコル)パレオダイエットを試してみる価値があるでしょう。
自己免疫疾患とは、身体が自分の細胞を異物とみなして攻撃するために生じると言われているもので、リュウマチ、橋本病、糖尿病の一部、アトピー性皮膚炎、皮膚病、乾癬病、全身性エリテマトーデス、脱毛症、などなど、多くの症状があります。
これらの症状の主な原因の一つとして、リーキーガット・シンドローム(腸管漏洩症・Leaky Gut Syndrome)が考えられます。
腸は必要な栄養分を吸収し、不要な物質をそのまま排出させる大切な役割を果たしているわけですが、現代人の食事には様々な化学物質や毒物(例えば抗生物質や、食品保存料)が含まれているため、腸の粘膜が損傷し、食物の大きな分子や、栄養分以外の化学物質など不要物が腸壁から漏出して血液に流れ込んでしまうのです。
これに対して、異物反応として抗体が形成され、体内の組織を攻撃するようになります。
これがリウマチなど自己免疫疾患の大きな原因である可能性が高いと思われます。
ですので、AIPパレオダイエットでは、腸に負担を与える可能性のある食物をまず全て排除するところから始めます。
この排除食を最低でも1か月、できれば2~3か月続けた後、また一つずつ再導入していきます。
再導入の過程で何らかの反応が現れたり症状の悪化が見られた場合、その食材の摂取を直ちに中止します。
反応が見られなかった食材は、そのまま慎重に摂取し続けます。
このようにして、自分の身体に負担を与える食材を特定することができます。
AIPパレオダイエットを実践するにあたっては、食材の選別が最も大切ですが、それ加えて、睡眠時間を十分に取り、ストレスを避け、適度な運動をするなど、生活全体を健康的に保つ努力も大変重要です。
AIPパレオダイエットは確かに制限の多いダイエットなので、かなりの努力が必要なダイエットと言えます。
外食や旅行はまず不可能となるので、うまく機会をつかんで実践するとよいでしょう。
*AIPパレオダイエットで禁忌となる食材*
パレオダイエットの一般ルールに加えて、さらに以下の食材を除去します。
卵、ナッツ類、シード類、’Nightshades’と呼ばれる野菜類(なすび、トマト、
ジャガイモ、ピーマン、パプリカ、唐辛子等ナス科の野菜)、アルコール。
例えば、ココア、チョコレート、コーヒー、シードのスパイス(ナツメグ、コリアンダー等)、グァーガム等を含みます。
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